〜5人家族編〜洗濯機は容量何キロがなのか!?後悔しない選び方
洗濯物って生きて行く限りはずっと付き合い続けないと行けない類のものですが、これが非常に面倒ですよね。
洗濯の工程でいうと取り込むところは結構好きです。僕は一切外に干さない部屋干し派なのですが洗濯物が取り込まれて行くと部屋が広くなった気がしてちょっとスッキリします。
実際は洗濯物があった分が元に戻っただけなので広くなったと言うのは完全に幻想なのですが。
逆に一番嫌いなのが洗濯物を干す工程です。
ちまちまと湿った服を広げるのがとても億劫に感じるのは僕だけではないのではないでしょう。
洗濯物が溜まってしまった時に2回も干す作業をするのは我慢なりません。
したがって洗濯機も使用状況に合わせた適切な容量を検討しないと2度手間、3度手間となりあなたの貴重な時間をどんどん侵食してしまうのです。
さて、前置きが長くなりましたが今回のテーマは「5人家族の場合、洗濯機の容量はどのように検討したら良いか」です。
では早速行ってみましょー。
洗濯物の重さから容量を決定!!
服の重さはこんな感じ
洗濯機の容量は洗濯物の重さを目安に表示されています。
その為、1日の洗濯量を基準に洗濯機の容量を決めて行くのがセオリーとなります。
ひとり分の洗濯物の量は1日で約1.5kgと言われており、5人家族であれば7.5kgとなります。
洗濯容量・脱水容量の目安をチェック
1人1日分の洗濯物量は約1.5kgが目安です。参照:日立ホームページ
お子様がまだ小さいご家庭の場合、もっと少ないと思いますが洗濯機の耐久年数はおよそ8年と言われています。
8年と言うと小学生が高校生、下手したら大学生になってしまうような期間ですので油断は禁物です。
合わせるべきは冬場の洗濯事情?!
洗濯物が1人1.5kgとしたのは春から秋にかけた軽装の時の重さです。
冬季は厚着も増える為、洗濯量はもう少し増加するはずです。
また、夏場でもシーツやタオルケットなど衣服以外で洗濯したい場面が増えると思いますのでギリギリのラインを攻めるのはお勧めできません。
分類 | 種別 | 重さ(g) |
---|---|---|
下着・肌着 | 男性用トランクス | 70 |
下着・肌着 | 女性用上下 | 70 |
下着・肌着 | Tシャツ | 150 |
下着・肌着 | 長袖Tシャツ | 250 |
下着・肌着 | 靴下 | 60 |
下着・肌着 | タンクトップ | 150 |
下着・肌着 | キャミソール | 85 |
下着・肌着 | ストッキング | 20 |
ジャージ・パーカー | 短パン | 280 |
ジャージ・パーカー | ジャージズボン | 400 |
ジャージ・パーカー | パーカー | 700 |
タオル類 | バスタオル | 300 |
ズボン類 | ジーンズ | 500 |
タオル類 | ハンドタオル | 70 |
ズボン類 | 綿パンツ | 400 |
布団類 | シーツ | 500 |
上着類 | 長袖ワイシャツ | 200 |
ジャージ・パーカー | パジャマ上下 | 500 |
ズボン類 | スカート | 400 |
上着類 | セーター(化繊) | 400 |
布団類 | 毛布 | 2000 |
布団類 | タオルケット | 800 |
洗濯容量が少ないと。。
では容量が多ければ多いほど良いのでしょうか。
実のところそうは言えないのが洗濯機の難しいところです。
洗濯機の容量が大きくなると当然、電気代や使用する水の量も増加してしまいます。
大きすぎる洗濯機は何も考えずに服を突っ込める反面、ランニングコストがかさんでしまう訳です。
省エネ運転で効率良く洗濯できる容量は洗濯機の容量の約80%と言われています。
4kgの洗濯物を、定格容量5kgの洗濯機と定格容量8Kgの洗濯機でした場合、8Kgの方が電気代・水道代ともにかさみます。洗濯機が最も効率良く(省エネ)に運転できるのは、定格容量の8割程度ですので、必要な容量を見極めて購入すると省エネにつながります。
参考:ヤマダウェブコム
つまり各容量に対して0.8をかけた重さが最適解と言えます。
10kgの洗濯機→8kgの洗濯物
9kgの洗濯機→7.2kgの洗濯物
8kgの洗濯機→6.4kgの洗濯物
省エネ運転を考慮した場合、洗濯容量9kg〜10kgの範囲が目安になりますね。
洗濯機のタイプ
続いて洗濯機のタイプを決定していきます。
現在洗濯機は大きく以下の4つに分類されます。
- ドラム式洗濯機
- 縦型洗濯乾燥機
- 全自動洗濯機
- 二層式洗濯機
今回は設置条件、乾燥機能の有無でタイプを決めていきたいと思います。
設置条件
ドラム式は大きくてそもそも置けない、搬入経路が確保できないという理由で設置できない場合があります。
脱水フロアーの大きさや、周辺の寸法を良く考慮する必要があります。
特に注意したいのはドラム式洗濯機のドアを開いた時の寸法を考慮する必要があると言うことです。
まずは設置場所の寸法を測り設置できる洗濯機の一覧を確認してみるといいでしょう。
乾燥機能は必要??
共働など忙しいご家庭の場合は強力な乾燥機能が搭載されているドラム式や縦型洗濯乾燥機が気になってくると思います。
しかし、乾燥機能についてはいくつか注意点があります。
まず一つ目は洗濯量と乾燥量が異なっている点です。
洗濯に対して乾燥はより広い空間を必要とします。
その為、洗濯容量より乾燥容量は必然的に少なくなってしまい乾燥容量を超えた量を洗濯した場合、乾燥機能は2回に分けて行う必要があるのです。
これはまとめて洗濯する方針の方にはなかなか痛恨の仕様と言えるのではないでしょうか。
また、乾燥機能は消費電力が多くランニングコストが大きくなってしまうと言うデメリットも見逃せません。
ドラム式洗濯機であればヒートポンプ式の機種を選ぶことで電気代を抑えることもできますが、縦型洗濯乾燥機の場合はヒーター式が主流ですので電気代が高くついてしまいます。
まとめ
色々ごちゃごちゃと洗濯機について書き綴ってきましたが、独断と偏見を持って選ばせていただくとしたらこうなります。
お勧め洗濯機→洗濯容量9kgの全自動洗濯機
容量が大きすぎず省エネ運転での運用を考慮した場合、これが5人家族の洗濯機の最適解かと考えます。
これ以上大きいと洗濯物を溜めてしまう要因になってしまい兼ねませんし、洗濯物はすぐに洗うというのが服にとっても衛生面を考慮しても大前提です!
洗濯容量9kgの洗濯機はこちらに一覧を載せていますので参考にどうぞ!
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