穴なし洗濯機のまとめ決定版!後悔しない選び方

2018年1月28日

黒カビに始まる洗濯槽の汚れ気になりませんか?

この洗濯槽の汚れは洗濯機によって根本的に解決することができるのです。

その洗濯機とは・・シャープの穴なし洗濯槽です!!

穴なし洗濯槽とは

穴なし洗濯機とはシャープが開発した洗濯槽に脱水用の穴が空いていない洗濯機のことです。

洗濯槽の穴は脱水用に空いているのですが、これが洗濯にまつわる諸悪の根源として、改善のために開発されたのがこの穴のない洗濯槽というわけです。

この穴なし洗濯槽は25年前にシャープが開発した独自の技術です。

穴なし洗濯槽を搭載した洗濯機は2018年現在でも国内ではシャープのみとなっています。

洗濯槽にあいた穴の悪事の数々

洗濯槽にあいた穴は様々なデメリットの根源となっています。

穴があいた洗濯槽によってどのようなデメリットがあるのかまとめてみました。

脱水のたびに洗濯物がボロボロに?!

脱水の時に衣類が痛んで行くって意識してましたか?脱水は洗濯槽を高速で回転させて衣類についている水を弾き飛ばしています。

あなたの目の前に平らな鉄板と穴だらけの鉄板があるとします。ほっぺたをぎゅうっと押し付けた時にどちらが痛いでしょうか。もちろん穴の空いた鉄板の方が痛いのです。

これは衣類にとっても同じこと。穴に押し連れらた部分が伸びて繊維のほつれの原因になってしまっています。

洗濯槽の穴をなくすことで均等に圧力がかかるようになり、脱水による衣類の痛みを軽減できるようになります。

節水に難あり!?

洗濯槽の構造をまずご説明しておきましょう。洗濯槽は普段みなさんが目にしている層と、その外側にある層の2層構造を取っています。それぞれ洗濯脱水層と外層と言います。

洗濯機の構造をも少し具体的に例えてみましょう。通常の穴あり洗濯機はバケツの中にざるが入っており、ざるの中に洗濯物が入っています。穴なし洗濯機はバケツの中に小さなバケツが入っていると考えてください。

洗濯をする際に、水を入れるのですがこの2つを比較するとどちらが水を多く使う必要があるかお分かりになるでしょうか。

穴あり洗濯機の方は脱水層にあたるざるから水が漏れていってしまうので洗濯をするのに十分な水を貯めるには外側のバケツにまで水を張らなくてはなりません。

一方、穴なし洗濯機は内側のバケツから水が出ていくことがないため、外側のバケツに水を張る必要がありません。その分水を節約できていると言えます。

このように穴なしの洗濯機は同じ容量の穴あり洗濯機と比較すると節水できると言えます。

カビやバイ菌だらけの水で洗濯?!

洗濯機はカビやばい菌の温床となっていると聞いたことがありませんか?しかし洗濯機を除いてもそんなのは見当たらないよという方、当然です!カビやばい菌はあなたの目に届かない脱水層と外層の間に潜んでいるのです!

洗濯機クリーナーの広告を見るとぞっとするような写真が載ってますよね。あれは脱水層と外層の間にはびこっていたカビが洗濯槽の穴を通して脱水層まで溶け出してきているのです。

洗濯槽の穴のおかげで洗剤が普段手の届かない場所へ行き届いているのだから、お手入れに一役買っているのでは!?と思った方、大きな間違いです。その穴のせいで、普段洗濯をする際に、汚れた水が脱水層内に流れ込んでいるのです!!

穴なし洗濯機ならば脱水層内と外層の汚れた水を分離することができ、常にきれいな水で洗濯することが可能となります。洗濯物の匂いが気になり始めた方は、この機に穴なし洗濯機を検討されてみてはいかがでしょうか!

穴がないことのデメリットは??

脱水に難ありって本当??

洗濯槽内の穴は脱水のために空いています。言わずもがなだと思いますが、ざるの例を持ち出してみましょう。ざるの中に濡れたタオルを突っ込み、ざるをブンブン振り回すと水が出てきます。これが穴あき洗濯機の脱水方法です。

それに対し、穴なし洗濯機の脱水層にはもちろん穴が空いていないのでこの方法は取れません。ではどうやって脱水しているのでしょうか。あなたの目の前に水の入ったコップを思い浮かべてください。そのコップを持ち上げずに中の水をこぼすにはどうしたらよいでしょうか。もちろん机をひっくり返すのは反則です。コップをくるくると回してみるとコップの縁から水がこぼれていきますよね。これが穴なし洗濯機の脱水方法です。

つまり、洗濯槽を高速回転させることで脱水層の上部に水を誘導し、弾き飛ばしているのです。

脱水方法を理解していただけたところで穴なし洗濯機の脱水方法の弱点を考えてみます。例えば水を通しにくい素材の衣類を入れた場合、水の通り道をふさいでしまい、脱水ができないことが考えられます。また、規定より多くの洗濯物を入れてしまった時も同様に水の通り道をふさいでしまうでしょう。これが穴なし洗濯機は脱水力が弱いとされる要因であると考えられます。

穴なし洗濯機を使用した脱水を行う際は、洗濯物の量とその素材に気を使う必要があることがわかりました。

具体的には、1.規定の洗濯容量を守る2.水を通しにくい素材の衣類を他のものと一緒に洗わない。これの2つを守ることで脱水のお悩みから解放されることでしょう!

2018年穴なし槽洗濯機一覧

機種名リンクタイプ洗濯・脱水容量乾燥容量説明
ES-PU11B
posted with カエレバタテ型洗濯乾燥機11kg6kgスタイリッシュなデザインかつ11kgの大容量タイプ。超音波ウォッシャーなどの多彩な機能を搭載しています。
ES-PX10B
posted with カエレバタテ型洗濯乾燥機10kg5kgガラストップで槽内LEDライトを搭載しており洗濯中に槽内の鑑賞ができます。
ES-PX9B
posted with カエレバタテ型洗濯乾燥機9kg4.5kgガラストップでスタイリッシュなデザイン。温風プラス洗浄など多彩な機能が搭載されています。
ES-PX8B
posted with カエレバタテ型洗濯乾燥機8kg4.5kgガラストップでスタイリッシュなデザイン。温風プラス洗浄など多彩な機能が搭載されています。
ES-TX8B
posted with カエレバタテ型洗濯乾燥機8kg4.5kgシワ抑えコースでアイロンがけの手間が少なくなります。
ES-GV10B
posted with カエレバ全自動洗濯機10kg-インバーターを搭載し低騒音をカット。
ES-GV9B
posted with カエレバ全自動洗濯機9kg-インバーターを搭載し低騒音をカット。
ES-GV8B
posted with カエレバ全自動洗濯機8kg-インバーターを搭載し低騒音をカット。

穴なし槽搭載の洗濯機はタテ型洗濯乾燥機と全自動洗濯機からリリースされています。

結局どれを選んだらいいわけ?

乾燥機能は必要か

まずは乾燥機能を重視するか否かでタテ型洗濯乾燥機か全自動洗濯機が決まります。

乾燥機能を重視したい場合はタテ型洗濯乾燥機、価格を重視したい場合は全自動洗濯機を選ぶと良いでしょう。

洗濯容量はどのくらいか

次に洗濯容量を考えます。

一日の洗濯量の目安は1.5kg/1人です。

例えば2人暮らしで3日に1度洗濯する場合は1.5kgx2人x3日=9kgとなりますので余裕を持って洗濯容量10kgとしておけば安心です。

また、乾燥機能を重視したい場合は乾燥容量も気にしておく必要がありますので注意してください。

まとめ

穴なし洗濯機は、穴あり洗濯機に比べてメリットたくさん!

しかし、脱水の方法を知っていないと脱水後もビシャビシャなんてことに。。

穴なし洗濯機をご検討の方は用法用量をまもり、快適な洗濯ライフを!

スポンサーリンク